冬の辛味大根でたくわん漬け

12月とはいえ今年はまだ本格的な雪も降らず赤い紅葉はまだ散り際、
おかげで過ごしやすい穏やかな日和です。それでも朝晩の冷え込みは例年並み、
この冬も坂城町から、冬の名物たくわん漬のための辛味大根が届きました。

坂城町南条にお住まいの「くわ爺」こと桑原近雄さんの畑で栽培された
小ぶりの地大根は冬のたくわん漬けにぴったり!
ほのかな甘みと辛味に歯ごたえのある食感は皆さんに好評で、
お土産に欲しいとおっしゃるお客様もいらっしゃるほど。
今年も60キロの大根に、姨捨棚田米のお米から取れた米糠に、
自家製秘伝?の杏シロップ、そしてこだわりのお塩を混ぜ、
昆布、鷹の爪、甘柿の皮と柿の葉をまぶし、しっかりと漬け込みました。

4、5日~7日くらい待つと水が上がってきます。
重石を軽くしてしばらく待ち糠と馴じんでくれば食べごろです。
これから半月の漬物番も、漬け上りの味が待ち遠しい冬の楽しみです。

2010年12月01日(水)|しげの家便り
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